労働調査セミナー
来週月曜日にこういうのがあります。
http://www.rochokyo.gr.jp/documents/semi_inv07.html
第11回労働調査セミナーのご案内
期日 | 2007年10月1日(月)10時00分~17時00分 (終了後、かんたんな懇親会を予定しています) |
場所 | 電機連合会館・大会議室(6階)および役員会議室(4階) (港区三田1-10-3・地下鉄南北線または大江戸線麻布十番駅・下車すぐ) |
13:40~15:10 第II講 「雇用融解」(仮題)
週刊「東洋経済」記者 風間直樹氏
パート、派遣、請負などの非典型労働者と正社員との「格差」が大きく取り上げられる一方、長時間労働を強いられる正社員の労働実態も大きな問題となっています。『雇用融解―これが新しい「日本型雇用」なのか』の著者として知られる風間氏に、この10年ほどで大きく変貌した日本の雇用労働の実態をお話しいただきます。
15:10~15:30 ティーブレイク・休憩
15:30~17:00 第III講 「労働ビックバンの現状と、今後注目すべき点」(仮題)
政策研究大学院大学・教授 濱口桂一郎氏
「労働ビックバン」と称される労働市場における種々の規制緩和策が進められようとしています。その内容とねらい、それが働く者にとってどのような意味をもつのかを、労働法、労働政策を研究されている濱口氏に解説していただきます。
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コメント
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本日、上記セミナーで講演してきたわけですが、実は私の前に講演された東洋経済の風間記者のお話が大変面白く、聞き入ってしまいました。
その中で、例の闇夜のカラス、偉業の定刻じゃなかった異形の帝國クリスタルからふっかけられた十億円の損害賠償請求訴訟のこと、最後はクリスタル側が全面的に譲歩した訳ですが、実は一審の東京地裁では大部分についてはクリスタル側の主張を退けながら、3点について東洋経済・風間記者側が敗訴していたんですね。
それは、クリスタルはこんな悪いことやってる云々ということについては事実だと認めながら、クリスタル「だけ」がそういう悪いことをやっているという証明がないのに、あたかもクリスタル「だけ」がやっているかのように読み取れるような記事を書いたのは名誉毀損になるという判決だったそうで、一体東京地裁のどの裁判官がそんな馬鹿げた判決を書いたものか、大変興味深いところです。
投稿: hamachan | 2007年10月 1日 (月) 23時51分