まだ在宅勤務の話
参議院選挙の硝煙さめやらぬ昨日、内閣府経済財政諮問会議労働市場改革専門調査会が開催されたようでありますが、どんな大テーマに踏み込んだかと思いきや、まだ在宅勤務の話にかかずりあって、今度は厚生労働省の役人を呼んであれこれとやってたみたいです。
http://www.keizai-shimon.go.jp/special/work/11/agenda.html
資料として通達やらなにらやいろいろ出ていますが、まあ労働マニアとしては突っ込みどころ満載で非常に面白いテーマではあるんですが、これだけの有識者集めて何回も論ずるようなテーマかね、という気が若干しないでもないですが・・・。これがテレワーク全般から労働者性の問題まで広がっていけば、相当ワイドな話になるんでしょうが、雇用契約を前提にした在宅勤務に限っているらしいので、そうするとせいぜい労働時間制度くらい。
この問題については、人事院で「国家公務員のテレワークに資する勤務時間の在り方に関する研究会』というのが開催されています。資料や議事要旨もここにあります。このあたりを読んで参考にされても宜しいんじゃないでしょうか。
http://www.jinji.go.jp/kenkyukai/telework/top.html
それともしばらくはこういうみみっち系の話題でつないでいくという戦略なんでしょうか。労働ビッグバンは遠くなる一方ですね。
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