モノ作りを支える製造請負・派遣の高度化
経済産業省が製造業の請負や派遣に関心を持ってきたようです。ちょっと前になりますが、8月10日に商務情報政策局サービス産業課がまとめた「モノ作りを支える製造請負・派遣の高度化に向けて報告書」が公表されています。
http://www.meti.go.jp/press/20070810002/20070810002.html
問題意識は「モノ作り分野におけるグローバルな競争が激化している中、いかにして製造請負・派遣サービスの高度化を図っていくか、また、いかにして製造請負・派遣の現場で働く就業者の満足度・労働意欲を高めていくかといった観点」ということのようです。
そのポイントは、
>就業者の満足度・意欲向上に資する環境を製造請負・派遣会社(ベンダー)と製造メーカー等(ユーザー)が協力して提供することにより、製造請負・派遣サービスの高度化を図る余地は大きい
>就業者のモノ作り意識を高める環境を提供することによっても、製造請負・派遣サービスの高度化を図ることが可能
>製造請負・派遣会社(ベンダー)のみならず、サービスを利用している製造メーカー等(ユーザー)とも協働の上、就業者の意欲向上に資する職場環境をいかにして構築しているかについての成功事例を公表し、普及すること
>就業者が自らのキャリアアップを図るインセンティブを生み出すため、自らの努力、能力向上が客観的に評価されうる仕組みを企業の枠を越えて構築すること
ということです。
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