働き方というか、生き方の改革
月曜日の深夜行われた舛添新厚生労働大臣の記者会見
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2007/08/k0827.html
>(記者)厚生分野についてはいろいろお話があったのですが、労働関連で今考えていらっしゃることというのはどういったことが。
>(大臣)やはりフリーターの問題というのは、格差の一つですね。フリーターでも本当に好きでその自由な立場がいいという方もおられるけれども、正規の職業に就けなくてフリーターだと、それからパートの人を含めて、やはり正規かそうじゃないかで相当格差が生まれていますので、こういうことをどうするのかと、それから、長期的には働き方、もちろん労働三法とかいろいろな現実の法案を通さないといけないというのはありますけれども、私は長期的に思っているのは、働き方というか、生き方の改革をやらないといけないなというように思っています。つまり、人生80年、90年時代になっているのに、人生60年時代の制度がそのままになっている、したがって、老後をどうするか、それから、定年退職制というのはどうなのですかと、それから、年功序列賃金というのは、実は、定年退職制があるからなわけで、まさに定年退職制と連動しているのが年金の問題であるわけですから、例えば、フレキシブルリタイアメントのようなことをやるのかどうなのか。ですから、働き方の大改革というのは、日本人の生き様の大改革と、これがある意味で求められているのが今の少子高齢化社会だろうというように思っています。長期的な話ですけれども、私は実を言うと、そこにメスを入れない限りは、この国の形を変えるのは難しいかな、年金問題も実はそこに連動していると思っていますので、そういう分野についても全力を挙げて、ビジョンないし夢を政策の形で実現できたらと思っています。
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