ちょっと煽られて・・・
いや別に労務屋さんに絡もうとかそういうんじゃないんですけどね。
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20070712
>これは結局、社会保険庁職員の(すべてではないとしても、相当割合の人たちの)「仕事はなるべく楽に、給与はなるべく高く、それで一生安泰に暮らしたい」という、勤労倫理のかけらもない、意識のすさまじい腐敗ぶりを示すものといえましょう。当然ながら、ここに労組=国費協議会が深く関与していた、さらにいえば腐敗を促したことも想像に難くありません。
>いろいろな有難い理念や建前やあれやこれやは置いておいて、こんな労組に争議権を渡したらどんなことになるのか、と戦慄と悪寒を覚えるのは私だけでしょうか。これでもなお、連合(なりなんなりの労働諸団体)が公務員への労働三権付与を主張し続けるとしたら、およそ正常な神経を疑わざるを得ないと思うのですがいかがなもんでしょうか。
いやしかし、社会保険庁を解体して民営化して公務員じゃなくするということは、まさに「こんな労組に争議権を渡」すってことなんですけれど。
いや、争議でも何でもやってくれ、どうせ年金業務なんて一瞬の停廃も許されない公共的な業務なんかじゃないのだから・・・というのであれば、それも分かるのですが。
国鉄改革は、国労にオトシマエをつけるという政治的な意味だけではなく、そもそも公共交通事業を国営でやる必要性があるのかどうかというそもそも論があっての議論ですからね。だから、オトシマエとは関係なく、電電公社も郵政公社も民営化された(つつある)わけで。
社会保険庁のオトシマエが付こうが付くまいが、公務員の労働基本権問題は公務そのものの性質論としてきちんと議論しなければいけない話なのですよ。あんまりその時の気分でやらない方がいい。
« 市場化テストとストライキ権 | トップページ | 連合はなぜ過半数組合の権限拡大に反対したのか »
コメント