さて、2007年参院選も終わった終わった
おなじみ権丈節ですが、いささかパセティックな色合いが濃くなっているような・・・。
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare99.pdf
何しろ、副題が「亡国の年金報道と争点のクラウディングアウト問題」ですからね。
>問題は、こうしたまったく不毛な「年金選挙」への道筋をメディアが作っていったことの犠牲として、この国で論じなければならないより重要な問題を考える機会を国民から奪い、結果、国民に迎合するしか生きていく術はない政治家からも、より重要な問題を論じる機会を奪ったことである。
>年金報道を書かせ続けた人や書き続けた人たちは、本当に、今日の医療崩壊問題よりも年金記録の問題や年金制度論の方を選挙の争点とする方が重要だと考えているのか? 本当に、社会保障へのスタンスを対立軸とした政策論争よりも、誰がやっても同じ解決策しかない年金記録問題や、毛針で魚を釣るに似た民主党の年金戦略を論じる方が重要だと考えているのか? 本当に、民主党の年金改革案を現行の年金制度と並べて比較するのに値する代物だと考えているのか?
>いずれも、イエスと答えるのであれば、勉強した方がいい。勉強し直した方がいいとは言わないでおく――イエスと答える人は勉強したことがないのであろうから。
>ここ数年、年金問題によって争点からクラウディングアウトされた(締め出された)問題は、この国の未来を考える上で極めて本質的、かつせっぱ詰まった問題であった。それゆえ、この国の年金報道を、わたくしは亡国の年金報道、この年金報道を書かせる人と書き続ける人を亡国の民と呼んでいるのである。
しかし一番の犠牲者は、きちんと勉強してまともな政策を提起してもマスコミに相手にされずに選挙に負け、こういうインチキなフレームアップをやると人気が急上昇して選挙に勝てるという条件反射を選挙の度に植え付けられてますますそういう風に定向進化していく民主党自身なのではないか、という気もしますなあ。
なにしろ、これで民主党が大勝すれば、その勲一等紫綬褒章は間違いなく長妻昭議員であるわけで、その同僚諸氏は宜しくその行動様式を見習うべしということになっていくわけで・・・。
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