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2007年6月21日 (木)

日本郵政グループ労働組合

JPU(かつての全逓)と全郵政が統合を決めたと報じられています。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070621AT3S2101021062007.html

これによって、「日本郵政グループ労働組合」となり、単組としては日本最大の労働組合になります。もうすぐ民営会社になることもあり、過去のしがらみを引きずるのはこの辺でやめようということになったのでしょう。

かつての総評と同盟の対立の激しい時代を記憶している人にとってはいろんな意味で感慨無量でしょう(ていうか、私自身、もはやその世代ではありませんが)。もっとも、ここ20年近くは同じ連合加盟組合としてほとんど同じような路線を取ってきていたので(郵政民営化に対する対応もほとんど同じようなものでしたし)、公共サービスをめぐるアピールにも顔を揃えてきていましたから、その意味では遅まきながら収まるところに収まったということかもしれません。

同じようにかつて組合間の対立の激しかった国鉄が、JRになった今でもかつての(というか、いささかねじれた形でですが)路線闘争を引きずり続けているのを見ると、どこでどう道を選べば良かったのか、逆に郵政はどこがうまくいったのか、政治学的研究の好事例ではなかろうかという感じがします。

ま、いずれにせよ、「将来は非常勤職員の取り込みなどで30万人を目指し、10月に民営化で発足する日本郵政(西川善文社長)への交渉力を強化する」ということですので、期待していきたいところです。

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