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2007年6月22日 (金)

金正日と日本の知識人

41dcrowtpdl_ss500_ 何でこんなエントリーがこのブログにあるのかいぶかしくお思いの方もおられるでしょうが、この本の著者の川人博氏は過労死、過労自殺問題で有名な闘う人権派弁護士です。

私が『ジュリスト』に書いたニコン・アテスト事件の評釈が会社側の証拠として提出されたりしたこともあり、いささか微妙な(というか下手すると敵対するような-私は評釈の形をとって法政策論を論じたのであって、そういうつもりは毛頭ないのですが)関係であったりするのですが、

http://homepage3.nifty.com/hamachan/atestnikon.html

これはそういう労働弁護士としての活躍とは別の、川人氏のもう一つの顔が現れています。

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1498975

>姜尚中は金正日のサポーターか――
政治学者と人権弁護士が「諸君!」「週刊朝日」で繰り広げたマスメディア騒然の大論争の核心がここにある。類似の発言を続ける知識人の責任を問う!

>なにを「主張する」かではなく、なにを「する」かが喫緊の問題なのだ。
六者協議の進展を図りつつ「拉致問題」の解決をすることが荊棘の道であることを、日本人は知っている。著名大学教授は、<虚妄>を説き論点を巧妙にズラしている……。

第1章 姜尚中氏は、民衆とともに闘え
第2章 知識人の責任を問う
第3章 苦悩する在日と私
第4章 拉致被害者を救い、北朝鮮に人権の旗を
第5章 アジアの人権と平和を求めて
エピローグ 被害者救出と金正日独裁体制の崩壊をめざして

雑誌『諸君』で始まり、『週刊朝日』で繰り広げられた姜尚中氏との論争に加えて、和田春樹、佐高信氏ら、口では人権を言いながら北朝鮮にはダブルスタンダードを使う知識人たちを片っ端から叩きのめしていて、痛快な本です。

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