上級公務員の給源
人事院人材局が「平成19年度国家公務員採用 I 種試験の合格者発表」を公表しています。
http://www.jinji.go.jp/kisya/0706/saigo.htm
この中で注目されるのはやはり、
>合格者の系統別・学歴別割合(〔 〕内は昨年度)
法文系 ・・・・・ 大学:72.3% 〔 79.1%〕 大学院:26.9% 〔 20.8%〕 (うち専門職大学院:15.0% 〔 9.6%〕)
というところでしょう。着実に専門職大学院を初めとする大学院組が拡大してきているようです。
役所も長らく、「官能性」で白紙の状態の学卒者を採用し、OJTで先輩が鍛えるという日本的雇用管理でやってきたわけですが、そろそろ曲がり角なのでしょうか。実際、外国に出ると、カウンターパートはみんなマスターは当たり前、ドクターもぞろぞろみたいな感じですから、彼我の学歴格差を是正するという観点からは意味があるのは間違いないですが。
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