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労務屋さん on 三者構成

先日のエントリーで紹介した、23日の労働政策研究会議について、労務屋さんに取り上げていただいています。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/2007_ebdc_1.html

http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20070627

このうち、特に会議後のレセプションで話題になったテーマに言及しておられるところが、実は一番重要だったりします。

>会議ではあまりおおっぴらには言われませんでしたが、終了後のレセプションなどの場で多くの出席者が指摘していたのが「政労使の力量不足」ということでした。・・・

>労働条件分科会の運営で厚生労働省事務局にかなりの失策があったことも否定できないとは思いますが。

>使用者サイドとしても、なにせ奥谷禮子さんが分科会委員に出ているくらいですから、力量不足は否定できないでしょう。・・・

>労働サイドにも難しい事情があるように思います。会議の議論では代表性が注目されていましたが、そもそも運動論としての問題もあるでしょう。

この最後の点については、労務屋さん自身の審議会における経験を踏まえて、こういう風に言っておられたのが印象に残っています。

>代表性についてもちょっと妙な感じがあって、私はおそらく連合は正社員以外のパートや有期契約社員、派遣社員などについてもその代表たらんとしていろいろ努力しているのだろうと思っています。ただ、私自身が参加している審議会の部会でもそういうきらいがあるのですが、それらの組織の活動家が傍聴にきているせいもあってか、議論の内容と無関係であっても一通りそうした組織の利益を主張しなければ代表者としての正当性が確保できないと思っているのではないか?という印象を受けます。私が具体的に経験した例として、雇対法改正を議論している部会で、直接関係のない均等待遇などの話を労働者代表委員が繰り返し持ち出して、議論が進まなかったということがありました。

ここはさらに突っ込むといろいろと論点のあるところでしょう。

最後の

>考えてみれば他の省庁の審議会は軒並み形骸化している(失礼)わけで、まじめに3者構成でやっている労働政策審議会はまだしも機能しているほうではないかという気もします。

という点については、私も、フロアとの質疑で、花見先生の辛辣な「隠れ蓑じゃないか」というご発言に対して、私が「他の役所の審議会は100%隠れ蓑だが、労働省の審議会は3分の1しか隠れ蓑にならない。労使を説得しないと通らない」とお答え下記憶があります。

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