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日本労働研究雑誌6月号

標記雑誌が、「貧困と労働」を特集しています。

http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/06/index.htm

責任編集は大田聡一氏、大竹文雄氏、小杉礼子氏の3人ですが、解題を書いているのは大竹さんです。

http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/06/pdf/002-003.pdf

最低賃金と生活保護の逆転現象が本当に労働意欲を低めているかを検証した安部・玉田両氏の論考など、たいへん興味深いものです。

関根由紀さんの「日本の貧困」も俯瞰的な論考として貴重なのですが、ちょっと一言いっておくと、最後の最賃の記述が公益委員試案の段階のままになっているのは、雑誌刊行のスケジュールを考えるとどうなんだろうと。これはむしろ編集部の方で配慮して貰いたいことなんですが。経済学系の論文は、万古普遍の真理(でもないんでしょうが)を書くんだから1年や2年の遅れはどうって事ないのかも知れないけれど、法制度論は、特に事態が大きく動いている時には、そういう時間感覚では読者に違和感を与えるように思います。校正が終わっていても、事態の動きに応じて修正なり追加なりできるようにした方がいいのではないでしょうか。

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