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2007年5月 9日 (水)

ハローワーク官民競争、窓口並べ職紹介

今朝の朝日に、興味深い記事が出ていました。

http://www.asahi.com/life/update/0509/TKY200705080422.html

>政府は、これまで官が担ってきたハローワークの職業紹介事業について一部を民に開放する方針を固めた。官民双方が同じ場所でそれぞれ窓口を開き、業務の質を競う異例の「官民競争営業」方式を都内2カ所で導入する。柳沢厚生労働相が9日の経済財政諮問会議に方針を報告、6月の「骨太の方針」に盛り込み、関連法の改正を経て来年度中の開始をめざす。

>この方式では、ハローワークの職員数を削減し、庁舎のフロアの一部を職業紹介事業を展開する民間事業者に明け渡す。利用者は希望の職業を紹介してもらえそうな窓口を自由に選べる――というもの。官のサービスの向上効果も期待できるとみる。

これは面白い。どっちが求職者のためになるかを店を並べて競争するというのですから、まさに市場化テストです。企業の方も来た客が障害者や母子家庭の母だからといって断って官営窓口に連れて行くわけにはいかないでしょうし、役人の側も隣の窓口が開いているのに「本日の営業は終了しました。来週どうぞ」というわけにはいかないでしょう。

本日の夕方の経済財政諮問会議でどんな議論になるか興味深いですし、やった結果がどうなるかも大変楽しみです。

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