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2007年4月 6日 (金)

ハローワーク市場化テスト

その同じ日経に、「ハローワーク民間開放へ、都内で市場化テスト」という記事も出ています。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070406AT3S0501I05042007.html

>6日の経済財政諮問会議で民間議員が提案するハローワーク(公共職業安定所)事業の民間開放の具体策が明らかになった。まず東京都内にある19のハローワークのうち数カ所を対象に市場化テストを実施し、民間企業に運営を任せる。民間の創意工夫で職業紹介の実績や効率を高めるのが狙い。所管する厚生労働省に「政策論として議論すべきだ」と実行を強く迫っている。

>提案は民間委託したハローワークも引き続き政府の監督下に置いて他のハローワークとの連携を維持し、求職・求人情報に関する守秘義務を設けることも盛り込んだ。

うーむ、なんだか。

まさに「政策論として議論すべき」だと思うのですが、求人開拓や就職困難者の対応まで全部含めて「民間企業に運営を任せる」のですよね。上澄みだけ舐めるのではないんですよね。既に手を挙げている某人材派遣会社の見解を見ると心配になるわけです。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/cat874905/index.html

「民間の創意工夫」は大事ですが、こういう仕事は儲けたい一心だけでできるものではないので、ヨーロッパなんかでもさまざまなNPOなどのような「志」のある社会的企業が活躍している領域なので、その辺どう意識しておられるのか心配になるわけです。

この公共職業サービスの問題については、八代先生がかつて勤務していたOECDの雇用見通し2005年版が1章を割いて取り上げていて、特にその219頁以降で準市場組織という形で論じているので、その辺をきちんと踏まえた上で進めていただきたいわけですよ。頭の空っぽな日経の記者並みの「どんな民でも民は即ち善」という発想では困るわけです。一方で、悪い意味での公務員根性を叩き直すためのショック療法という面もないわけではないので、こういう議論をすること自体には意味があると思いますが。

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