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2007年3月 1日 (木)

課長も更迭!?

各紙とも報じていますが、読売がやや詳しいようです。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070301i101.htm?from=main1

>菅総務相は28日、放送法改正案の取りまとめを担当する放送政策課の南俊行課長を、1日付で、電気通信事業紛争処理委員会事務局の吉田真人参事官と交代させる人事を発令した。

 菅総務相は記者団に「NHK改革を加速させるため、新しい視点でやる必要がある。適材適所だ」と述べ、自ら主導した人事であることを示唆した。閣僚が課長人事に直接介入することや、法案提出直前に担当課長が交代することは極めて異例で、「南課長の更迭」との見方が強まっている。

霞ヶ関中の課長クラスが思わず首筋にひやりとしたものを感じたのではないでしょうか。今までも閣僚による官僚の更迭というのはいくつかありましたが、だいたい局長クラス以上で、もっぱら対外的な政治的対応するのが仕事の人々だったのですが、今回は課長というまさに実務の中心で動いている人がターゲットになっただけに、これが前例になるとやりにくいなあ、と感じた方は多いと思います。

特に、日経によると、「周辺には「(課長は)NHKとなれ合いがあった」と話しているという」とのことなので、

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070301AT3S2801K28022007.html

もちろん「なれあい」の中味にもよりますが、仕事の相手とツーカーで話せるいい関係を作っておかないと仕事がうまく回らないというのも世の中の法則ですから、課長クラスがこういう理由で更迭されてしまうと、ただでさえぎくしゃくしている霞ヶ関がますます縮こまってしまわないか心配なところもあります。

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