フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 労務サービスの法政策 | トップページ | 成長力底上げは三者構成で »

2007年3月16日 (金)

EUベルリン宣言に向けて

来る3月25日、EUがその前身たるEECとして設立されてから50周年を迎えるので、ベルリン宣言が採択される予定ですが、それに関して現在議長国を務めるドイツのシュタインマイヤー外相が欧州議会でこういう演説を行いました。

http://www.eu2007.de/en/News/Speeches_Interviews/March/0314AAStrassburg.html

その中で特に注目に値するのは次の一節です。

>I believe, however, that one message is particularly important if we want to restore people’s confidence in Europe. Europe stands for a societal model which unites eco­nomic competitiveness with social and ecological responsibility. Entrepreneurial freedom is just as much a part of the European project as the rights and participation of workers. The EU has a social aspect to it; we want to bring out this social dimension clearly in the Declaration. At their last Summit meeting, the European Heads of State and Government specifically reaffirmed their commitment to this.

・・・ヨーロッパは競争力と社会的・環境的責任を結びつけた社会モデルを標榜する。企業の自由は労働者の権利と参加と同じくらいに欧州プロジェクトの一部であるに過ぎない。EUは社会的側面を有しており、我々はこの社会的次元を明確に宣言の中に持ち込みたい。欧州首脳はそれを約束した。

ここんところ、EUでもネオリベ派が有力だったのですが、潮目が変わってきたのでしょうか。

« 労務サービスの法政策 | トップページ | 成長力底上げは三者構成で »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: EUベルリン宣言に向けて:

« 労務サービスの法政策 | トップページ | 成長力底上げは三者構成で »