規制改革会議も深い議論を
規制改革会議が教育再生会議に文句をつけているようです。
http://www.asahi.com/politics/update/0224/002.html
>政府の規制改革会議の草刈隆郎議長(日本郵船会長)は23日の記者会見で、教育委員会改革案を巡る教育再生会議の議論について「いろんな意見が、教育というのにはある。一方的にああいう意見だけで、しゃんしゃんしゃんで終わってしまうと非常に浅い議論だ。少しでも深い議論をしてもらいたいというのが我々の要望」と述べ、改めて異論を唱えた。
全く、仰るとおりですなあ。労働にも「いろんな意見」があるんですよ。「一方的にああいう意見だけで、しゃんしゃんで終わってしまうと非常に浅い議論」になってしまうんですよ。労働問題もね。本当に、「少しでも深い議論をしてもらいたいというのが我々の要望」なんですが、こちらの方は全然聞く耳をお持ちでないようなんですねえ、規制改革会議の皆様。幾ら、こんな辺境のブログで異論を唱えてみても、新古典派経済学(の初級テキスト)で武装した偉大な理論はびくともしないということなんでせうかね。少しは、労使関係論や労務管理論の初級テキストくらいちらりと読んでからものを喋っても罰は当たらないと思うんですがね・・・。
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