労働契約法案・労働基準法改正案の答申
2日(金曜日)、労政審から標記に関する答申が出されましたが、予想通り、労働時間については労使双方から反対意見が付いた形です。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/02/h0202-3.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/02/dl/h0202-3a.pdf
労働基準法改正案の方は、「以下の意見のあった事項を除きおおむね妥当と考える」とありますが、それを除くと、年次有給休暇を時間単位で取得できるという改正だけになっちゃうんですね。
まあ、でも、そういう部分があるからそういうしょぼい形で国会に出しておいて、後は国会議員の皆様の処分に委ねます、ということになるんでしょうか。
柳澤大臣も、天皇機関説ならぬ女性機械説騒ぎで叩かれてとてもイニシアティブを発揮できるような状況ではなさそうですし、正直見るのも辛い状況ではありますが、あとは国会議員の皆様の良識に信頼申し上げるということでしょうか。
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