岩波書店の『世界』
岩波書店の『世界』誌の3月号が「労働破壊-再生への道を求めて」という特集をしており、そこに私も「ホワイトカラーエグゼンプションの虚構と真実」という文章を書いています。内容は、このブログで書いてきたことと同じです。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/index.html
ほかの執筆者は以下の通りです。
内橋克人 大企業が人間破壊を行っている
島本慈子 破壊される雇用、根腐れる民主主義
水町勇一郎 過剰労働と格差の間
中野麻美 労働ビッグバン構想
鹿嶋敬他 均等法派遣法から20年
本田由紀 やりがいの搾取
竹信三恵子 ポイ捨て社員の時代
鴨桃代 いまこそ労働組合のあるべき姿にこだわりたいのです
佐藤彰夫 テレワークの光と影
本田さんの文章は、例のバイク便ライダーの話を切り口に、自己実現系ワーカホリックを「やりがいの搾取」ととらえたもので、なかなか面白いですよ。改めて、本田さんのブログが閉鎖されたままになっているのがもったいないですね。
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> 「やりがいの搾取」
過労死の半分くらいは、これと責任感かな?
奥谷さんのところだと、どっちもあんまなさそうだけど…
投稿: ねす | 2007年2月 9日 (金) 02時07分