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2007年2月 9日 (金)

成長力底上げ戦略

なんだかマスコミは安倍政権のやることなすことにことごとくけなしておけばいいというふうな感じになっていますが、前小泉政権時に比べれば、遙かにまともな政策感覚を持つようになっていますよ。ちゃんと褒めるべきは褒めないと、B級国民向けの小泉劇場時代に逆戻りしちゃいますよ。この成長力底上げ戦略なんかも、初めて官邸主導でまともな政策を打ち出しているではありませんか。ちゃんと中味を報道してくださいよ。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seichou/hearing/1gijisidai.html

成長力底上げ戦略とは何か?というと、

「いわゆる「格差問題」や「ワーキングプア」の問題に正面から取り組む。」

「努力した人と汗を流した人が、報われる社会にしていくことを目指す。ただし、格差が「固定化」することがあってはならない。」

「成長を下支えする基盤(人材能力、就労機会、中小企業等)の向上を図り、働く人全体の所得や生活水準を引き上げつつ、格差の固定化を防ぐ。」

ということだそうです。

戦略の柱は「三本の矢」だそうで(どこかでそういう題名の本を読んだような気もしますが、関係なさそうです)、「機会に恵まれず、このままでは「格差固定化」の懸念がある人や企業等に対象を絞った戦略を展開する。」としています。具体的には、

(1)人材能力戦略
『能力を高めようとしても、能力形成の機会に恵まれない人』への支援・特に、職業能力向上を求めているフリーター、母子家庭、子育て期の女性等

(2)就労支援戦略
『経済的に苦しく公的扶助を受けている人で、経済的自立(就労)を目指していながら、その機会に恵まれない人』への支援
・特に、就労を目指している生活保護世帯、母子家庭、障害者など

(3)中小企業戦略
『生産性向上を図るとともに、賃金の底上げをしようとしているが、その機会に恵まれない中小企業等』への支援

で、その特徴は、

○3年間の「集中戦略」
○雇用政策、社会保障政策、産業政策の一体運用を目指す「複合戦略」
○人材を中心に据えた「人材投資戦略」

とされています。

現状は三つの悪循環で、それを底上げ戦略で好循環に持っていこうというわけです(図はリンク先参照)。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seichou/hearing/siryou1.pdf

なんとまともな!と、私は思わず涙を流しますがな。ようやくEU並みのまともな政策戦略が日本にも根付いてきたか、と、感無量ですがな。

こういうまともな政策は、政局以外には何も考えないマスコミ様方には評判がよろしくないわけですな。特定の人々を痛めつけるサディスト政策は狂喜乱舞して持ち上げるくせにね。

この論点整理くらい熟読玩味しておいて欲しいものです。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seichou/dai2/siryou1.pdf

なお、この資料集はよくできています。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/seichou/dai2/siryou2.pdf

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コメント

「自由で自律的」も嘘っぱちなら、「子供を持つのが健全である」も嘘っぱちで、政策の中身はバランスの取れた穏当なものです、でいいんではないかな、と。扇情的なネタを求めるマスコミさん達が精力的に取り上げるか、どうかは、かな~り怪しいですけど。

エントリ違いですが、柳沢先生の発言は個別具体的な『規範意識』に踏み込み過ぎ、という印象を与えて、マスコミの餌になってしまったんでしょう。それと、母体の保護は少子化対策とは別の話か、と。残業代と健康の保護…

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