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2007年1月 4日 (木)

丹羽総務会長がホワエグに慎重姿勢

NHKニュースですが、

http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/04/d20070104000083.html

「丹羽総務会長は、厚生労働省が導入を目指している、一定以上の年収がある人を対象に労働時間の規制を外すホワイトカラーイグゼンプションと呼ばれる制度の導入について「賃金の抑制や長時間労働を正当化する危険性をはらんでいるのではないかという指摘が出ており、法律の改正にはきわめて慎重に対応しなければならない」と述べ、今月召集される通常国会への法案の提出に慎重な考えを示しました」

ほらほら、公明党ばかりじゃなく、自民党内部からも火の手が上がってきたよ。

いつまでも、自律的な働き方だの、自由な働き方だのと、空虚なことばをまきちらしているから、長時間労働を正当化する云々とまっとうな批判が吹き出してくるのです。

ホワイトカラーエグゼンプションは仕事と育児の両立に役立つ少子化対策だなどというたわごとは規制改革会議のアホどもに任せて、成果に基づき賃金と時間のリンクを外す制度なんです、長時間労働はきっちりと規制します、とはっきりと言っていれば、残業代ゼロ法案とかいうマスコミは騒ぐでしょうけど、分かる人はちゃんと分かってくれたはず。

逆に、日本の組織の中ではどういう風に仕事を進めているかということをよく分かっている人ほど、自律だの自由だのといったふわふわ言葉でごまかされませんよ。アホなことを言ってると、お前組織の中で仕事をしたことがないのか?と言われますよ。

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コメント

 賃金と時間のリンクを外すという合理的な制度なのに、どこでどうして、残業代ゼロとか、長時間助長なんて議論になっちゃったんだろう。
 労働者の福祉増進のための労働時間規制(労基法32条)と時間外等割賃の規定(同37条)とがゴチャゴチャのない交ぜになっているように見えることの整理がつかない・・・?

こんばんは。

>ホワイトカラーエグゼンプションは仕事と育児の両立に役立つ少子化対策だなどというたわごとは規制改革会議のアホどもに任せて、

これを言っているのは規制改革会議だけではないですよ。フェミニストはみんな言ってます。内閣府にはフェミの巣窟、男女共同参画局があるし、男女共同参画会議に至っては、「男女共同参画」推進の観点から政府を監視する機能を法律で保証されています。

その参画会議の専門調査会(少子化と男女共同参画)が12月4日に「少子化と男女共同参画に関する社会環境の国内分析等について聞く会」を内閣府地下講堂で開いて、小生も参加してきましたが、話の中身はワークライフバランスを可能とする働き方の見直し(男性は早く帰宅して家事・育児を手伝え!)が少子化解決につながるというものでした。男女共同参画派は、男も女も家事・育児を均等に担うのが男女平等だと考えるので、ホワカラはその手段になると見て大賛成するのでしょう。

ちなみに男女共同参画の重鎮の岩男寿美子(女系天皇を画策した人物)は「法律で残業禁止をやるべき」と公言しています。安倍首相は、残念ながら、こうした人たちの影響をもろに受けているようです。

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