あるあるエグゼンプション御伽噺
今は昔、極東のある国では納豆を食べることを管理職以外には禁止しておりました。なんでもその昔戦争中に関西人が独裁者になったからだそうです。
ところが、納豆は本当は栄養満点の素晴らしい食物です。是非とも一般国民にも解禁すべきであるという意見が出てきました。納豆が嫌いな関西人連合も、栄養があるのは確かだし、解禁は仕方がないかなと思っていたそうです。
ところが、解禁運動の先頭に立ったある方は、納豆にはこんなに栄養があるなんてことは一言も言わず、ひたすら「納豆を食べるとダイエットになるぞよ」「アメリカの学者先生もそう仰っているぞよ」と言いつのりました。
ところが、調べてみるとそんなのはウソで、ダイエットになる証拠なんてないし、アメリカの学者もそんなことは言っていませんでした。
関西人連合は、納豆を食べて痩せた人がいるなら連れてこい、どこにもいないじゃないかと言い続け、結局納豆の栄養についての議論は全然されないまま、とにかく納豆はダイエットに効くらしいから解禁しようという結論を無理やりに出しました。
そうすると、マスコミや政治家は、納豆なんてまずいものを無理やりに食わせようとするのは人権侵害だなどとあらぬ批判が始まり、議論はどんどんあさっての方向に飛んでいって、今やもうめちゃくちゃの状態だということです。めでたしめでたし。
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嘘がばれたというより
大手出版社社員さん達的には、残業代が重要なので
「正しい(?)」説明があったとしても無視されて
残業代がゼロになるキャンペーンを張るんじゃない。
大手マスコミ社員さんと市民(?)の利害は異なる
んですけど。
投稿: 種蒔 | 2007年1月31日 (水) 23時19分
> データ捏造が公表された20日以降、21日は504個、22日は382個と激減した。しかし、それでも前年より2、3割多い状態が続いている
> 注目されたことで改めて納豆の効能が見直された
> 放送直後の販売数の伸びは関西の方が大きく、捏造発覚後の減り具合は関東の方が大きかった
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200702020269.html?ref=rss
投稿: 業者 | 2007年2月 6日 (火) 15時31分