フォト
2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« 非正規労働者 | トップページ | EU労働時間指令改正またも挫折 »

2006年11月 8日 (水)

足立区の方針転換

あれれ、足立区さん、もう方針転換ですか?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061108i501.htm?from=main5

>学力テストの結果などから小中学校を分類し、来年度からの予算配分に反映させる方針を決めていた東京都足立区教委は7日、この方針を撤回することを明らかにした。

「区教委は来年度から、都と区が毎年実施している学力テストの平均点や学校の経営計画などをもとに、区立の小学校と中学校をABCDの4段階に分類。これに応じ、外国人講師を招くなど各校が独自に取り組む「特色づくり予算」について、1校あたり200万~500万円と格差がつくように査定する方針を明らかにしていた。しかし、方針が明らかになった先週末以降、「学校の序列化につながる」などと批判するメールや電話が、区に100件以上も殺到。内藤博道教育長は7日の区議会で、「区民の意見を受けたが、学校のランク付けという誤解を生みやすいので取りやめる」と述べた」という顛末です。

しかしながら、悪平等に戻すというわけではありません。「撤回するのは、学校を機械的に分類する方式で、平均点の前年度からの伸び率は考慮する」ということです。「来年度からは、学力テストの平均点の伸び率も加味する」のだそうです。

なんだよ、これって、日本の企業がずっとやってきた努力主義じゃないか。頑張れ、頑張れ、頑張った奴を評価するぞ、ってやつですね。

90年代に雰囲気が変わるまでは、手際よく仕事をこなしてさっさとかえっちまう奴よりも、遅くまで一生懸命取り組んで頑張ってる奴の方が(少なくともヒラで働いている間は)評価されるというのが日本企業でしたから。

ま、しかし、ゆとり教育で努力を評価しない傾向が高まってきているとすれば、これはいい方向かも知れません。企業の努力主義は長時間残業の源泉の一つでもありますが、学校が生徒の学力向上のためにやるのは悪いことではなかろうという気もします。

少なくとも、社会の様々な階層からやってきて、様々な階層に散っていく義務教育の間は、もともとできる奴が大して努力しなくてもいい成績を取って、その結果学校に予算が付けられ、もともとできない奴が結構努力してもそこまでいけずに、その結果学校の予算が減らされる、ということでは、後者に対するディスカレッジ効果が大きいでしょうから。

« 非正規労働者 | トップページ | EU労働時間指令改正またも挫折 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 足立区の方針転換:

» 内藤教育長インタビュー [プラウドシティ梅島自治会]
『内藤教育長インタビュー(ケーブルテレビ足立)』 本日ケーブルテレビ足立にて内藤教育長へのインタビュー内容が放送されました。 まず今まで問題となった報道内容を整理すると 特色ある学校づくり予算に関わる一連の報道について 経緯 11月4日の各社報道 『足立区は来年度より、小中学校の予算を学力テストの成績に応じて配分する方針を決定』 『各学校を4つのランクに分け例えば中学校の場合約500万円〜約200万円とする考え』 本来の趣旨 ... [続きを読む]

« 非正規労働者 | トップページ | EU労働時間指令改正またも挫折 »