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2006年11月28日 (火)

野村正實先生の新著予告

野村正實先生のHPに、『日本的雇用慣行--その全体像--』を書き上げたという記事が載っています。

http://www.econ.tohoku.ac.jp/~nomura/periphery.htm#061125

その章立ては次の通りだそうです。

序章  課題と視角
第1章 学校から「実社会」へ
第2章 定年制つき「終身雇用」
第3章 年と功の年功制
第4章 「老婆心」の賃金
第5章 会社の一部としての会社内組合
第6章 日本的雇用慣行のこれまでとこれから

これから微修正を加えて出版されることになるのでしょうが、いずれも大変興味深そうで、今からワクワクしています。

ちなみに、上記HPでは、第4章の賃金論の補論がアップされていて、これも大変興味深いものがあります。「基本給」という言葉も、戦時体制下の賃金統制令で導入された用語であり、それが戦後の人事労務管理の世界に入っていったんですね。

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