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2006年11月16日 (木)

サービス指令案EPで最終可決

このブログでも何回か取り上げてきたEUのサービス指令案ですが、昨日(日本時間でいうと本日未明ですな)欧州議会で第2読が終了し、閣僚理事会における共通の立場に一切修正を加えることなく、そのままの形で可決したということです。

http://www.europarl.europa.eu/news/expert/infopress_page/056-12653-317-11-46-909-20061113IPR12540-13-11-2006-2006-false/default_en.htm

これは欧州議会のプレスリリースです。欧州議会の3大勢力たる欧州人民党(保守)、欧州社会党及び欧州自由党が全て賛成することで、この2年間EUを振り回してきた怪物フランケンシュタインならぬボルケシュタインが遂にとらえられたということになります。

今後に残された問題はいろいろありますが、労働社会問題からはやはり社会的公益サービスの問題がこれからどう議論されていくかが注目です。既に今年4月に社会的公益サービスに関するコミュニケーションが出され、来年末には社会的公益サービスに関する戦略文書が出される予定です。この問題もしっかりフォローしていきたいと思います。

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