フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« パートの正社員化促進 | トップページ | 現代の国家は厚労行政と文科行政でなりたっているんだよ »

2006年11月 6日 (月)

労働時間指令改正妥協案にETUC異議

先週、欧州労連(ETUC)が、EU労働時間指令の改正案に関する議長国フィンランドの妥協案に異議を唱える声明を出しています。

http://www.etuc.org/a/3010

http://www.etuc.org/spip/IMG/pdf/2006-11-2_WT2_Filatov1.pdf

この問題のために開かれる特別雇用社会政策相理事会は11月7日、明日ですな、奇しくもアメリカの中間選挙と同じ日ですが、に予定されていますが、先日もこのブログで書いたように、今回は妥協が成り立つ可能性が高いようなのです。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/eu_95f3.html

ETUCがフィンランドのフィラトフ労働相に送った書簡によると、妥協案がオプトアウトの利用を制限しようとしていることは評価するけれども、それでも試用期間や短期雇用の労働者には圧力になると述べ、オプトアウトの終了を明記すべきだとしています。また、待機時間の問題を蒸し返していますが、こちらはどの国の政府もECJの判決をひっくり返したくてうずうずしていますから、まあ遠吠えですね。

« パートの正社員化促進 | トップページ | 現代の国家は厚労行政と文科行政でなりたっているんだよ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 労働時間指令改正妥協案にETUC異議:

« パートの正社員化促進 | トップページ | 現代の国家は厚労行政と文科行政でなりたっているんだよ »