FAとお呼び!
FAとはフライト・アテンダント。「アテンション・プリーズ」「スチュワーデス物語」以来の、女の子あこがれの職業だったんですが、そんな専門的な仕事じゃない!という冷たい判決。
今日、判例研究会で私が報告した事件のレジュメです。これだけではなんだかよく分からないかも知れませんが。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/Northwest.html
(追記)
おわかりと思いますが、この判例研究はしばらくここで話題になった職種別労働市場に関係のあるものです。御手洗会長がどういう労働市場の在り方をお考えになっておられるのかよくわかりませんが、企業の人事労務管理は職種限定の合意の認められる範囲をぎりぎりまで狭めて、「なんでもやりますやらせます」の世界を構築してきたわけで、それをひっくり返すとなると、大変な話になるはずです。
同じ配転法理といっても、勤務場所の変更を伴う配転(転勤)については、ワークライフバランスの観点から制限する方向に大きく動いてきているのですが、職種変更を伴う配転については全くそんな気配は見られず、むしろ昭和時代よりも平成に入ってからの方が職種の意味を否定する方向に傾いてきているのが現状です。
« 御手洗会長、請負法制に苦情 | トップページ | 規制改革は規制強化? »
「気がついたら見知らぬ土地に」だったら分かりますね。でも、それって会社の実体でなくて地域の実体ではないのか?、と…
法理としては別にいいんですけど
投稿: ちょいリベ | 2006年10月21日 (土) 22時36分