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2006年9月 6日 (水)

請負労務の現状と今後

昨日も都内某所で某研究会。

いわゆる雇用ポートフォリオという点から、興味深い傾向が出てきているようだ。コアとなる部分は社員が行い、中くらいの部分(コアフローというそうだ)は現在の請負会社を協力会社化していく、つまり従来型の長期的な取引関係のもとで下請企業が構内で製造している「構内下請」という形にもっていく。一番下の部分(フローフローというらしい)はこれまで通り請負会社に委ねるということだが、偽装請負問題がこれだけ大きくなると製造派遣に移行していくように思われる。

このコアフローの部分というのは、厚生労働省が今後進めていく請負適正化のガイドラインの一つの方向性ではなかろうか。その意味では、萌え萌え朝日が脱法行為として糾弾していた顧客企業の労働者が請負会社に出向して請負企業労働者に指揮命令したり教育訓練したりするというやり方は、(このケースが脱法行為であったか否かは別として)今後の請負事業の一つのモデルかも知れない。というか、今までも下請中小企業に親会社の労働者が出向するというのはよくあったわけで。

仮にこういう方向に進んでいくとすれば、クリスタルみたいないかがわしい企業ではなく、まともな請負事業のモデルが確立していくことになる。

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