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2006年9月14日 (木)

小沢イズムの雇用政策

民主党の代表に再選された小沢一郎氏の「私の基本政策-公正な社会、共に生きる国へ」が公開されています。

http://www.dpj.or.jp/news/files/060912rinen(2).pdf

いろいろと言いたいことはある。まず何よりも、「あんたが言うか、あんたが!」

この十年あまりの改革狂騒曲に最初に火をつけて重油をぶっかけたのはあんただろうが。「日本改造計画」のアメリカのグランドキャニオンには柵がないのに日本はどうたらこうたら、ってのがその後の何でもかんでも自己決定、自己責任論でいつも出てきた。近ごろ湧いてきた小泉チルドレンとか竹中チルドレンなんかよりずっと前から脳細胞だけ単細胞のチルドレンたちを増殖させていたのは誰だよ。

ってなことを言いつのってみてもしょうがない。この8ページほどの文章は、改革を一枚看板にしてきた政治家が、その看板を与党にとられて少しはまともになろうとしつつも(「常識の政治で普通の国へ」)、やっぱり改革のマグニチュードで勝負したいという改革真理教から解脱し得ていない姿をあらわにしていますね。

この矛盾がよく現れているのが「雇用のセーフティネット」のところ。「野放図な非正規雇用の増加が社会の二極化、不安定化を招いていることから、希望者については非正規雇用から正規雇用への転換を推進するとともに、常勤者の同一労働=同一賃金の原則を確立する。」

前半の正しい認識からどうして同一労働同一賃金になるんだよ。こう言っておいて、そのすぐあとに「終身雇用を中心とする日本的雇用制度は、わが国にふさわしい雇用のセーフティネットとして再評価し、雇用法制はあくまでも長期安定雇用を中心とする」と続く。統合失調?

さらにこれがねじれて「官・民とも管理職については徹底した自由競争の仕組みを導入する一方で、非管理職の勤労者は終身雇用を原則とする」となる。こういう対比をするということは、ここでいう自由競争というのは長期雇用ではないということらしい。また、非管理職は競争しないのだろうか。それが、どこが日本的雇用制度なんだか。

とは言い丈、こんなものの方がまだまともというのが悲しいところではあるのだが。

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コメント

この間の報道ステーションでは、今の消費税5%を全額福祉目的税化することにより、基礎年金全額&その他の社会保障費を賄えると説明していましたが(増税の必要はない)、細かい数字は出していなかったので、ほんまかいなぁー?と思いました。無能呼ばわりされた(官僚叩きがキョーレツでした)財務官僚がツッコんでくれたら面白いのですが(笑)

依然として、官僚を叩いておけば人気がおれるという行動様式において、小泉一派と全く同じですからね。

それでも、自民党の(チルドレンじゃない)議員たちは、それぞれの分野についてそれなりに勉強してやってますから何とかもってるけど(中には役人はだしもいる)。
小沢さんとこのチルドレンが大臣になって、説明員なしで答弁させたら、どんな悲惨なことになるか、考えただけでも恐ろしい・・・と、前から思っていたんですが。

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