日本の雇用システムについての講義(再掲)
5月19日のエントリーで、日本型雇用システムについての文献ということで、森口千晶さんと小野浩さんの英文の文献を挙げておきましたが、日本語でしかも素人が簡単に読めるようなものはなかなかないのが実情です。
たまたま、勤務先大学の日本言語文化研究プログラムの一環として行われている「現代日本の社会システム」というオムニバス講義のうちの3回分を私が担当することになり、長期雇用システム、年功賃金制度、企業別組合といった日本の雇用システムの特徴を歴史的に説明することになりましたので、せっかくですからその講義メモを公開することにします。いうまでもなく、わたしはこの分野(労務管理史)は素人なのですが、法政策の観点からその近辺はフォローしてきているということと、玄人向けの大部のモノグラフはあっても、素人向けのわかりやすいテキストブックがないというこの分野の実情からして、何らかの意味はあるかも知れないと思っております。まあ、「筋金入りの素人」の講義案ということで、玄人筋からのご批判など頂ければ幸いです。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/japanlec01.html
(第1回「学校から仕事へ:労働市場から見た現代日本」 )
http://homepage3.nifty.com/hamachan/japanlec02.html
(第2回「会社の中の生活:労働条件から見た現代日本」 )
http://homepage3.nifty.com/hamachan/japanlec03.html
(第3回「対決から協調へ:労使関係から見た現代日本」 )
<おことわり>
元のエントリーには最近迷惑コメントがいっぱいつくようになったので、いったん削除し、改めて再掲します。
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