雇用保険部会中間報告
4日、労政審の雇用保険部会が中間報告を発表しました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/08/dl/h0804-1a.pdf
「検討」じゃなくって明確に方向として示されているのは、パートと通常の被保険者資格区分をなくして、一本化するということくらいですが、記事に載っていた65歳以上も被保険者にすることとか、雇用福祉事業の廃止などいろんな論点が出ています。
雇用政策財源がどうなるかという観点から注目されてきた雇用保険3事業については、宿舎や福祉施設で批判を浴びた雇用福祉事業を廃止し、それ以外も全面的に洗い直すという見直し案が添付されています。
その中で、当面重点を置くべき雇用対策として「フリーターの常用雇用化等若年者雇用対策の強化」や「非正規労働者の安定した雇用の促進」が上げられているのが注目されます。
また、国庫負担の在り方については、この段階では主な議論を紹介するという形にとどめています。まあ、当然でしょうが、気分のにじみ出た文章になっていますね。
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