喫煙者は差別してヨシ!
しばらくEUネタが切れていましたが、ちょいと面白いのがありました。
http://www.eubusiness.com/Health/060805101502.vn9iycuv
http://www.eupolitix.com/EN/News/200608/b0a28055-f0b5-4353-908a-cd0dd58c757d.htm
2000年にEUでは一般雇用均等指令ができて、性別、人種、民族、思想、信条、障害、年齢、性的志向による差別や嫌がらせは禁止されているんですが、さて煙草のみを差別するのは是か非か。
という質問趣意書を欧州議会のキャサリン・スティーラーさんというスコットランド出身の議員さんが提出したんですね。それに対して雇用社会問題担当委員(厚生労働大臣に相当)のシュピドラさん曰く、「喫煙者は応募しなくてよろしいという求人広告は禁止されていない」。
記事では、アイルランド企業の発言として「煙草のみは反社会的で病休をとりすぎる」とか、「コービーブレークに煙草を吸ってくると臭えんだ」「知性を疑う」「莫迦」とさんざんな言われよう。なるほど、あれだけ人権感覚の高いヨーロッパにおいても、煙草のみには人権はないということのようです。
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