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2006年7月25日 (火)

日本型雇用システム概説

勤務先における授業の準備として作成しつつある(といってもまだ第1章だけですが)講義案を、順次HP上で公開していくことにします。

まずは、

http://homepage3.nifty.com/hamachan/Japempsystem.html

「日本の労務管理」総論その1、「日本型雇用システム概説」です。

続いて、

http://homepage3.nifty.com/hamachan/JapLabManage.html

その2,「日本労務管理史概説」です。

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コメント

日本型雇用システムは、まだまだ温存、
公的にも優遇されており、今のところ
破壊はしてないのではないでしょうか。
但、その中に入らない(入れない?)
人達が増えてきた、というのが新たな
問題で

さらに日本型雇用システムの内部では
「経営側=労働側」に近いので、この
二者をあまりに敵対的に捕らえるのは
そもそも違うようにも思います。仮に
そこに邪悪な意図を見い出そうとする
ならば、中の人達が内部の優遇はその
ままにして、自分自身は中に居続ける
ことができ、尚且つ、中に入る人数は
できるだけ制限しようという意図です

仮にこのような邪悪(←本当か?)な
意図を(自覚的かどうかはともかく)
持つ人がいたとき、「人数を制限する
こと」と「自分自身は人数の中に入る
こと」の二者の間にはトレードオフが
発生します。その間でバランスを取る
わけですが、自分は人数の中に入れる
自信を強く持つ人にあっては、人数を
より制限する施策が歓迎されますが、
自信がない人の場合は人数をより拡大
しよう、ということになります。ただ
私自身はこのようなゲーム自体をもう
無効にしてしまう方が望ましいのでは
ないか、と思うのです。しかし、その
ための移行プロセスが何とも問題で…

別エントリでの先生のコメント
>こういう人は、たまたま高卒時に常用
>就職できなかったために、単純労働を
>繰り返して挙げ句の果てにホームレス
>になるという人生が、自分ももしかし
>たらそうなってしまっていたかも知れ
>ないもう一つの自分の姿だというよう
>な感覚は、爪の垢ほどもない

こういう日本型雇用システムの中に入る
確信を(自覚的かどうかは問わず)強く
持った人たちが邪悪(?)な意思を働か
せれば、日本型雇用システムへの優遇は
そのままで、日本型雇用システムの中に
入る人数だけは大幅に制限しようとする
わけで。彼らの言い分は改革であっても
実は改革派でも何でもない、というのが
本当のところでして…

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