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2006年6月 1日 (木)

労働時間指令改正案本日いよいよ合意か?

一昨日のエントリーで、本日予定されている雇用社会相理事会のアジェンダに労働時間指令改正の政治的合意なるものが乗っかってるのを紹介しておきましたが、やっぱりなんだか事態は動いているようです。

欧州労連(ETUC)のHPに、「雇用理事会は労働時間指令を崩すな」という声明が載っています。

http://www.etuc.org/a/2431

確かに本日の理事会で政治的合意に達するみたいです。しかも、ETUCによると、オーストリア議長国が示している妥協案は、長時間の不規則労働への最低限の安全弁を崩し、安全衛生と福祉を犠牲にするものだと非難しています。具体的にどこがそうなのかを教えてほしいのですが、残念ながらここには書いてありません。

ここに併せて23日付でオーストリアのバルテンシュタイン労社相宛のETUCの書簡が載っていますが、

http://www.etuc.org/IMG/pdf/Letter_to_Bartenstein_230506.pdf

ここでも、個別オプトアウトを止めさせろとか、長時間労働が生産性を高めて競争力に役立つなんて認めるなとか、あまり具体的に何がどうなろうとしているのかよく分からない書き方になっています。

ま、しかし、ETUCが怒っているんですから、個別オプトアウトがかなり無傷で残る内容になっているんでしょうね。やっぱり、待機時間問題が、フランスを初め大陸諸国の足もとを揺るがしていて、イギリスに嫌がらせしている余裕がなくなってきたということなんでしょうか。

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