労働移動制限第2段階
2月9日のエントリーで紹介したEUの新規加盟国(中東欧諸国)からの労働者の自由移動の制限の問題ですが、本日第2段階に入りました。
だいたいこれまで報道されていたようなことになっていますが、スペイン、ポルトガル、ギリシャ及びフィンランドが今日から制限を撤廃するのに対し、ドイツとオーストリアという中東欧と国境を接する2国は、2009年まで断固として制限するぞ、と突っ張っています。
ベルギー、フランス、オランダ及びデンマークはその中間派ということでしょうか。これからの3年間の間に見直すようなそぶりを見せています。
まあ、しかしこれは戦後半世紀旧共産圏だったといっても、その前何世紀にもわたってキリスト教ヨーロッパ文明の一翼であった諸国ですからね。トルコなんかがホントにEUに入ってきて自由移動させろということになったら、到底同じ次元の話では収まらないでしょう。
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