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2006年5月15日 (月)

EUのワーク・ライフ・バランス政策

IMFJC(金属労協=電機連合、自動車総連、JAM、基幹労連及び全電線からなる産別協議会)が出しているやはり「IMFJC」という雑誌に、標題のような文章を載せました。

http://homepage3.nifty.com/hamachan/imfjcworklife.html

ワーク・ライフ・バランスというと、日本ではどうしても少子化対策として正当化しされてきたという歴史的経緯があるのですが、ヨーロッパでは必ずしもそうではなく、むしろ主たる政策的コンテクストは就業率の向上であり、併せて男女均等政策、労働時間政策としての側面があるということを強調しています。

日本で組合側が強調すべきはやはり労働時間政策としての側面でしょうが、特に、規制緩和サイドが、なんとホワイトカラーエグゼンプションを少子化対策のための「仕事と育児の両立を可能にする多様な働き方」などと称して推進しようとしているだけに(少子と称して笑止千万!)、も少しまともな議論をぶつけておく必要はあるでしょうね(為念、時間外手当の適用除外制は賛成ですが)。

http://www.kisei-kaikaku.go.jp/publication/2005/1221/item051221_02.pdf

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