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« 福祉社会の未来 | トップページ | 均等法と能開法の改正案提出 »

2006年3月 8日 (水)

ベーシックインカムについて

昨日書いた緑系の福祉論に感じる違和感というのは、私自身がそれに感じる違和感ってのも結構あるんだけれども、それだけじゃなく、そんなの下手に持ち出したら、政治家や一般国民の皆さんから何を言われるだろうか、ってのがかなりくっきりと感じられるからってのもある。まあ、役人の症候群だといわれればそれまでだが、そういう配慮なしにうかつに持ち出さないでほしいとは思うんだな。

提唱者パレイスによれば、ベーシックインカムとは、(1)働く意思がなくても、(2)豊かであるか貧乏であるかに関わりなく、(3)誰と生活していようとも、(4)国のどこに住んでいようとも、社会のフルメンバーである個人に対して政府が支給する所得のこと、だそうだ。

もちろん、社会思想研究としてそういう思想を研究するのは大いに結構というか、おやりになればって感じだけれども、たとえばさ、パートとか、フリーターとか、ニートとか、引きこもりだとか、いろんな偏見つきの概念がごちゃ混ぜになってぐるぐる乱れ飛んでいる今のこのご時世に、そんなの持ち出したら、ストンと入っちゃうよね。

おおそうか、やっぱりな、こいつらプラプラしてる連中は、働く意思もねえくせに、金はあるくせに、親と生活してるくせに、勝手に好きなところで暮らしたいとかいってぶらぶらしてやがるくせに、それでも国に金をせびろうと、そういう魂胆なわけだ、わかったぞ、こいつらの扱い方は一つしかない、自衛隊にでも放りこんじまえ!

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コメント

初めまして。
ベーシック・インカムのことを知ったのは、約2年ほど前になります。
それから色んなことを考え、考えされられています。

今、思っていること・・・。
それは・・・

今日、いま、この瞬間に生まれてきた子供たちに
そして、これから生まれてくる未来の子供たちに
これからも、ずっと、未来永劫──
「働かざる者、食うべからず」 という社会を残して行くのか?
それとも、そうではない社会をつくり、手渡して行くのか?
ということです。

こんなアンケートを作ってみました。

◆自分の子供に残してあげたい世界は、どちら?
http://lislog.livedoor.com/r/25377

 これから生まれてくる、未来の子供たちへ、
 そして自分の子供たちへ、
 どちらの世界を残してあげたいと思いますか?

A.今までと同じ、「働かざる者、食うべからず」 という社会
B.今までと違う、「働かざる者、食うべからず」 ではない社会

古代キリスト教における意味合いは別にして、近代社会における「働かざる者、食うべからず」の意味はおわかりでしょうね。

自ら働くことなく、お金に働かせて食ってる、言葉の本来の正確な意味における「ノンワーキングリッチ」を批判する言葉です。

これが、現実の社会が「働かざる者がたらふく食って、働く者が飢えている」であることを批判する言葉であるということは、ご存じの上で、「自分のこどもに残してあげたい世界」を考えておられるのだとは思いますが。

ちなみに、この「働かざる者」が「十分働けるのに、働かない者」という意味であって、「働けない者、食うべからず」などという無慈悲な意味でないことも、十分承知の上だと思いますが。

あとは哲学の問題ということになります。

禅の公案のようです。 kyunkyun 氏の投稿も、hamachan先生のおっしゃることも。

ただベーシックインカム構想は(実施の方法によっては)大きな安心を弱者に与えることになるのでいいかも・・・「定額給付金を毎月10万円よこせ」というのがベーシックインカム構想です。わたしが一番怖いのは「孤独な餓死」なので、それを回避できそうな政策なら全部、賛成です。

ベーシック・インカムについて調べていたところ、ナミビア共和国のある村で、2008年の1月から BIGC (Basic Income Grant Coalition) のプロジェクトとして、BIの支給が試験的に開始されているそうです。
場所はナミビアの首都ウィントフックから東へ100kmほどの所にある、Otjivero-Omitara (なんて読むのかな・・・?) という村です。
"Basic Income""Otjivero-Omitara"などで検索してみると、幾つか出て来るのですが、英語のページなので良く分かりません。 (>_<)
どなたか関心のある方、リポートしていただけると、とてもうれしいです。
公式サイト (英語) はこちらです。
http://www.bignam.org/

* 右側に2.3MBのPDFファイルレポートもあります。

ベーシック・インカムについて調べてたところ、ベーシック・インカムの考えを史上はじめて提唱したのは、クリフォード・ヒュー・ダグラス (Clifford Hugh Douglas) という人だということを知りました。
ダグラスの思想は、社会信用論 (Social credit) と呼ばれています。
その社会信用論の一環をなすものとして、彼はベーシック・インカムを提唱しています。
この社会信用論が、もし優れて人の幸せになるものならば、ぜひ検討して頂きたいと思っています。

◆参考ページ

『C.H.ダグラス:通貨改革のパイオニア』
http://www.anti-rothschild.net/material/41_01.html

『健全かつ効率的な金融システム』
http://www.anti-rothschild.net/material/41_07.html

こんにちは。
3月8日に行われた関曠野さんの講演、
「生きるための経済」 ―なぜ、所得保証と信用の社会化が必要か―
の中から、一部引用します。

>>ところで昨今は日本でもヴェルナーなどの本も翻訳され、
ベーシック・インカムという言葉がかなり広まってきました。
ただ、従来のベーシック・インカム論議は、どうも論拠とか思想的
根拠がもやもやしていて曖昧なんですね。

人道的な配慮からやることなのか、
福祉国家を完成させるものなのか、
それとも福祉とは別のものなのか。
そういうことがはっきりしていない。

その点では社会信用論においては、
所得保証をやらないと恐慌になるという
理論的にはっきりした論拠があるわけです。

そしてベーシック・インカム論の論拠に関しては
様々な人が様々なことを言っていますが、
ダグラスの社会信用論の究極の目的は、
銀行と大企業の高度に組織された権力・影響力から個人を守り、個人の自由を確立することです。

ですから個人の人格の自由な発展という思想こそが社会信用論の、
いわば哲学的基礎と言えるでしょう。 (引用終り) <<

この中で、ダグラスの社会信用論について、
「社会信用論においては、所得保証をやらないと恐慌になる」
と仰っています。
これは本当のことなのでしょうか?

◆ダグラスの社会信用論・参考ページ

関曠野さんの講演録:「生きるための経済」
― なぜ、所得保証と信用の社会化が必要か ―
http://bijp.net/sc/

ルイ・エバンの著述
『本当の社会信用とは何を意味するのか? 政党ではなく』
http://www.anti-rothschild.net/material/41_08.html

(原文)
What Do We Mean By Real Social Credit? Above political parties
http://www.michaeljournal.org/realsc1.htm

> 自衛隊にでも放りこんじまえ!

「自衛隊だけ」とは随分と視野が狭いと思うが、公益的労働と引き換えに政府が金を渡すことは当たり前にやっていることだし

なんなら、公的機関が「収入の少ない人」を優先的にアルバイト雇用するとかすればいいんじゃないかと…

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