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2006年3月23日 (木)

ヨーロッパをCSRの極上の極とする

ということで、出る前からいろいろ文句の付いていた欧州委員会のCSRに関する新たなコミュニケーションが出ました。「成長と雇用へのパートナーシップを実行する:ヨーロッパを企業の社会的責任の極上の極(a pole of excellence)にする」というご大層な題名です。

http://europa.eu.int/comm/enterprise/csr/policy.htm

今のところ、企業総局のHPに載ってるだけで、雇用社会総局のHPには載っていませんね。欧州委内部の権力構造に何か変化があったのかも知れません。ヨーロッパの企業がCSRを促進していくための開かれた同盟として、欧州CSR同盟を支援していくという中味ですが、いろいろ批判があったのを意識してか、ほかのステークホールダーを忘れている訳じゃないよ、と弁明しています。

ただ、企業総局の役人の立場に立って考えれば、労働組合くらいならまだしも、訳のわからんNGOとかNPOとか妙な団体がうるさいことばかり喚かれたんでは、まとまるものもまとまらない、と考えたのも無理からぬところはあるようにも思われます。これはステークホールダーって、どういう「ステーク」なの?って話ですが、労働組合のような利益代表的ステークホールダーであれば、まあそっちもそこそこ、こっちもそこそこ、という妥協の論理が働きますが、「僕たち地球の友達だ」とか言われてしまうと、なかなかそこは難しいような。

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