« 企業の社会的責任(CSR) | トップページ | 欧州労使の作業計画2006-2008 »

ヨーロッパをCSRの極上の極とする

ということで、出る前からいろいろ文句の付いていた欧州委員会のCSRに関する新たなコミュニケーションが出ました。「成長と雇用へのパートナーシップを実行する:ヨーロッパを企業の社会的責任の極上の極(a pole of excellence)にする」というご大層な題名です。

http://europa.eu.int/comm/enterprise/csr/policy.htm

今のところ、企業総局のHPに載ってるだけで、雇用社会総局のHPには載っていませんね。欧州委内部の権力構造に何か変化があったのかも知れません。ヨーロッパの企業がCSRを促進していくための開かれた同盟として、欧州CSR同盟を支援していくという中味ですが、いろいろ批判があったのを意識してか、ほかのステークホールダーを忘れている訳じゃないよ、と弁明しています。

ただ、企業総局の役人の立場に立って考えれば、労働組合くらいならまだしも、訳のわからんNGOとかNPOとか妙な団体がうるさいことばかり喚かれたんでは、まとまるものもまとまらない、と考えたのも無理からぬところはあるようにも思われます。これはステークホールダーって、どういう「ステーク」なの?って話ですが、労働組合のような利益代表的ステークホールダーであれば、まあそっちもそこそこ、こっちもそこそこ、という妥協の論理が働きますが、「僕たち地球の友達だ」とか言われてしまうと、なかなかそこは難しいような。

|
|

« 企業の社会的責任(CSR) | トップページ | 欧州労使の作業計画2006-2008 »

EUの労働法政策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3288/1134994

この記事へのトラックバック一覧です: ヨーロッパをCSRの極上の極とする:

« 企業の社会的責任(CSR) | トップページ | 欧州労使の作業計画2006-2008 »