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2006年2月28日 (火)

ドイツで最低賃金導入が大論争

20日のエントリの続報ですが、現在最低賃金制度がないドイツに同制度を導入するべきかどうかが大論争になっているようです。

これはドイッチェ・ベレの英語ニュースですが、

http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,1915245,00.html

連立与党のキリスト教民主・社会同盟と社会民主党が、最低賃金導入で合意したようで、これに労働組合側と使用者側が猛烈に反発しているという状況のようです。

女将に賃金まで決めて貰いたくないという労使自治の原則が、グローバル化の中で風前の灯火となりつつあるということでしょうか。その水準は時給6ユーロ、現在の為替相場で827円強ということで、そんな低いのじゃ話にならんと組合は言っているようです。しかし、そもそも、この記事でも言ってるように、最低賃金は団体交渉の死だという気持ちが強いのでしょう。

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