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カンタン総局長のご挨拶

欧州委員会雇用社会総局のオディール・カンタン総局長は、私がブリュッセルにいた10年前には雇用局長、続いて労使対話局長で、その後1998年に副総局長を経て、2000年に総局長に就任したこの総局の女王さま(日本の事務次官に相当。大臣に当たるのはシュピドラ委員)であるが、彼女が総局の職員を集めたクリスマスパーティ(12月20日)でしゃべった挨拶原稿がHPに載っている。最初フランス語で、中が英語で、最後がまたフランス語である。

http://europa.eu.int/comm/employment_social/speeches/2005/oq_051220_en.pdf

ここで職員一人一人にねぎらいの言葉をかけていて、これがなかなか面白い。

労働時間指令担当のペレイラさんには、「最も重要でもっとも難しい任務」でのハードワークを祝福し、企業年金のポータビリティ指令案を作成したマースさんには、難しいテーマをうまく回した技倆をほめ、リストラ対策としてハンプトンコートサミットで提案された「グローバル化調整基金」を立案したモネさんも偉い、という調子。

このご挨拶によると、「もうすぐ(soon)」社会保護の新指針を採択し、労働市場から排除された者の統合に関する労使への協議を開始する予定であるという。

もうすぐ年末ではあるが、年内に突貫工事で出すということだろうか、それとも年明け早々に出すということか、いずれにしても、チェックしておく必要がある。

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